「めにグミ カシス」誕生までの裏話 開発ストーリー
有⽤なカシスポリフェノールを
もっと気軽に美味しく摂取できないか?
メニコンと明治フードマテリアの共同開発チームが最初に考えたのは「粉末スティック」でした。明治カシスポリフェノールは、天然果実から水で抽出したものなので水によく溶けるからです。
飲料に溶かして飲むととても美味しく「きっとお客様にもご満足いただける!」と思ったのですが、そう簡単にはいきません…
粉末スティックは、水や炭酸水、紅茶やヨーグルトなどに混ぜあわせて色々な楽しみ方ができますが、もっと手間をかけずに、気軽にカシスポリフェノールを摂取してもらいたい!
それに「もしお客様が服にこぼしてしまったら…」という心配が頭をよぎります。
カシス⾊の衝撃
次に開発チームが考えたのが「ラムネタイプ」でした。
そのまま口の中でポリポリ食べられ食感も楽しいし、美味しいに違いない。「これは絶対にうまくいく!」そう信じて試作に取り掛かり、完成したものを早速食べてみました。
「うん、美味しい!」「できましたね!」などの声があがりましたが…
「あれ!?ちょっと舌を出してみて」
ハロウィンメイクもビックリなほど舌が紫色になってしまったのです。
失敗の⽇々を重ねる中、
開発リーダーが静かにつぶやきました。
すすいでも磨いても舌に付いた紫色は中々取れません。
「どうして着色してしまうのだろうか?」舌の表面構造?口内の温度?唾液のpH?噛む回数?ポリフェノールの化学構造?…着色の原因について様々なことを考えました。
何度試作を重ねても結果は同じ。月日だけが残酷にも流れていきます。
「やっぱり、カシスポリフェノールでは無理なのだろうか…」そんな弱音が囁かれようとしていたとき、開発リーダーが静かにつぶやきました。
「一つ提案がある。グミで作ってみないか?」
答えはグミにあり。
プロ集団「グミ研究所」とともに。
開発リーダーには微かな勝算がありました。
市販されているグミにはポリフェノールを含むものもあるが、それを食べても舌に色は付かない。
グミにはそれを解決する答えがあるのだろう。
しかもグミを噛むことで唾液が分泌され、腸や脳が働き、カシスポリフェノールの有⽤性がより⾼まるかも知れない。
そこからグミのプロ集団として有名な「グミ研究所」の協⼒を得ることになりました。
メニコン初のお菓⼦!
「めにグミ カシス」ついに誕⽣!!
「グミ研究所」の協力のもと、グミの試作品が完成しました。
「これでダメなら諦めるしかないのだろうか…」
開発チームが集まりドキドキしながら食べてみると…
「カシスの香りがいいし、噛めば噛むほど美味しい!」「舌の色も気にならない!」「1粒食べたら何だか指先がぽかぽかします!(※個人の感想です)」など、チーム全員が自信を持ってオススメできるものが出来たのです。
これがメニコン初のお菓子「めにグミ カシス」誕生の瞬間でした。